233 新島学園/記憶に刻まれるトイレ 『新島襄のことば』
長らく使われた施設は、次第に汚れ朽ちていき、改修や改築をせまられるものです。この新島学園南校舎のトイレも例外ではありません。 学校で多くを過ごす生徒にとってトイレは、必ず利用するものとして役立っています。 単なる生理的現象を処理する場所としてだけでなく、新しい役割や価値を見いだすことも考えられます。 そこで用を済ませる間、少しばかり寛げ、ゆったりとした時間が過ごせる空間にしつらえることは、とても大切なのではないだろうか? 喧噪から逃れ一瞬の孤独を得る・・・・。清潔に使うことを促す教育的な配慮も・・・。 そこで『新島襄のことば』をグラフィクシンボルとして活用してみしました。 ふと目にとまるデザイン化した文字が模様になって踊り、ちりばめられて・・・。 学園生活の潤いあるアクセントとして、後に記憶に残る不思議なトイレとして。
男子トイレ
Let us be like an unpolished Diamond. Never mind of the outward rough appearance if we could have shining part within.
女子トイレ
庭上一寒梅 笑侵風雪開 不争又不力 自占百花魁