205「水」遊び
本当はのんびりするためにあるはずなのに、宿題に追われたり、度重なる行事や旅行で、目一杯になってしまう夏休みが、いつの間にか終わりを告げました。でも猛暑はそのまま。なので新学期のアトリエは、いまだ夏休み気分はぬけぬまま。火照ったからだをクールダウンさせるために、土間にブルーシートを敷き詰めて水遊びです。各自小さなヨットと言おうか帆かけの船を手つくりして、浮かべてみました。素足になってアトリエの中に大きな水たまりをつくることも、みんながやって。コースも用意して団扇をあおいで「よーいスタート」。地球は水の星と言われるほどたくさんの水でなりたっていて、人間の身体のそのほとんどが水でできているそうです。身近すぎてそのありがた味をちっとも感じない。本当は、素材としての「水」。例えばガラスのような真っ平らな水面、広がる波形。水滴が踊る姿。スポンジなどにしみ込む様子、蒸気になって姿を変えたり、ヒンヤリ冷たい氷の触感。多様な水の姿や不思議さを感じて遊びや創造活動に繋げたかったのだけど・・・・。それは次に機会です。