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2009/11/02

191「a small bookstore in the shop」

この春から夏にかけて、本(「手でつくるあそぶみつける」)の出版とその本にまつわる展覧会の開催で熱くて慌ただしい日々が駆け抜けていきました。この忙しさは、中年の私の心身にはとても過酷な夏となりましたが、どうやら元気をとりもどしてきました。そこで、この本をめぐって群馬大学大学院社会情報学研究科の福西敏宏氏とともに新たな試みをしてみましょうとおそるおそる動き出しました。本を売るのは、本屋さんだけ?と疑問に思って、では、いろんなところに置いてみましょう。そんな単純な行為が人の繋がりの起点になって、コミュニティの結節点になったり、お店だったら、ちょっと様子が変わったりしないかと想像してみたのでした。もちろん本が売れない中での苦肉の策という面もありますが、モノとしての本の力を再発見したり、この本の中味そのものが本屋さんから飛び出して、他に置かれるのに相応しいと感じたからでもあります。既に本で紹介している障がい者アートを支援する活動を繰り広げている“NPO工房 あかね”に、“県立近代美術館や”博物館“”、“ノイエス朝日(ギャラリー)”等に本が置かれています。そこでは、従来の書店では決して手にとることのない方々の目に触れ、新たな出会いが生まれています。次は、お店の中のちいさい本屋「a small bookstore in the shop」として、街のカフェ、ケーキ屋さん、おもちゃ屋さんやインテリアショプの棚を飾って、新たな出会いを促します。

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アジアンカフェ オリエンタル内のスモールブックショップ


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黒田人形店さん。ここには木のオモチャがいっぱいだよ


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インテリアショップのルコンさん


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